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コロナ後の教育が向かう先②

2020/06/15

 今回も前回に引き続き、「学びの保障」が向かおうとする先(現在直面している課題とそれに対するアプローチ、そして将来的な課題)を見ていき、これからの子どもたち、私たちのあり方を模索していく判断材料を増やしていきましょう。

 

コロナで見えた今後の早急な課題

 

 今回のコロナによる休校措置で明らかになったのは、これまでの授業のやり方を簡単にはオンライン授業に移行できないという課題でした。そのために今後は、より早急にICTを活用し、オンラインでの授業やそのための事前・事後学習を可能にする必要があると、今回が再確認していく機会になったのです。

 

オンライン授業の実施のために

 

 オンライン授業の実施には、①教員に対するオンライン授業のトレーニングや研修の実施、②生徒が家庭(特に小・中学・高校の最終学年の生徒がいる家庭や、経済的理由がある家庭、特別警戒都道府県にあたる地域の家庭を優先するべき)でオンライン授業を受けられるよう、ICT環境(学習用のタブレットやパソコン、モバイルルーターなど)を整備することが不可欠です。これらはどちらも学びの保障に盛り込まれています。

 

今後、将来的な課題

 

 学びの保障には、将来的に、今後ICTを最大限にいかしていくために「教育のICTシステム」を作っていくことが目指されています。そのために生徒がタブレットなどを通してオンライン上で解いた問題に対して、教員が評価をつけていくシステム(「学びの保障オンライン学習システム」)の導入のための開発・実証や、これまで蓄積されてきた教育データを活用して今後の教育にあてていくために教育データの標準化とその公開の実施が見込まれています。

 

「コロナへの備え」からその先へ…

 

 今後のコロナの再流行、第二波・第三波に備えることはもちろんですが、政府はこの事態を契機に、学びの保障を通して学びの個人化・最適化を実現するための礎を作っていく方向性にあるようです。これを参考にしながら、わたしたちは子どもたちにそしてその教育に関わっていく必要があるでしょう。

この記事が「学びの保障」に対する理解を深めるのに、多少でも役立てたのならば幸いです。

 

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