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ICT教育で役立つキーワード2

2020/05/27

 前回に引き続き、ICT教育上のキーワードを紹介させていただきます。最後に、たくさんあるキーワードの説明に対し、私たちはどう考えればいいのかをご提案いたします。

 

ICT教育で役立つキーワード2

 

e-ラーニング

 youtubeなどの動画やインターネット上にある資料に、情報端末を通してアクセスしながら、自習に近い学習スタイルで勉強していくためのツールです。

 生徒にとってはどこからでも利用できる、管理者側には授業のクオリティを保持しやすい利点と、生徒の集中力の維持という欠点を併せ持っています。

 

アクティブラーニング(Active Learing)

 これまで学校における学習の形式とされてきた「覚える」や「受け取る(受動的)」といった知識ではなく、能動的に学習し、「主体的・対話的・深い学び」といった知識を身につけることを目標とした学習方法です。

 大学などでは既に念頭に置かれてきた考え方だが、2020年の学習指導要領の改訂を受け、小中高においても導入されることになっています。

 

反転授業

 これまでは家庭では宿題などを通して授業の復習をし、学校では教師による授業を受けるのが当たり前だった。だが、反転授業においては、家庭ではDVDや動画などによって講義を予習として受け、学校では宿題を実際に解いてみる、ディスカッションや意見交換などを行うなど、まさに家庭と学校での学習の役割が「反転」した授業の形式。

 利点は、教師が子どもの実際の姿を見られる、子どもが主体的に学べることなどがあるが、欠点には、各家庭で学習環境を整えられるか、保護者が子どもを手伝えるかなどがある。

 

キーワードの中身、少しずつ違って当たり前

 

 インターネットや書籍でICT教育にまつわるキーワードを見比べてみると、それぞれ少しずつ用法や定義が異なることに気づいたかもしれません。それもそのはず、定義や用法というのは、定義する人が書きたい話題や外せない問題を選んでいますし、用法は、そのキーワードがどのような場面を想定して書かれているのかで違ってきます。それこそICT教育のキーワードといって同じ言葉が選ばれていたとしても、その中身(定義や用法など)は書く人によって多様なわけです(例えば『広辞苑』や『大辞泉』などの辞書で同じキーワードを何通りか引いてみてください。きっとここに書かれた意味がわかると思います)。

 

こうすれば解決、キーワードとの付き合い方

 

 キーワードの中身に色んな種類があるのでは、いくら勉強しても無駄なのかと思うかもしれません。

 しかし、ご安心ください。用法や定義が違ったとしても、キーワードの大きな意味が全く異なるということは、あまり考えられません。つまり、キーワードの大まかな意味を抽象化し、つかめればいいのです。あるいは、「◯◯さんの定義では〜」と誰が言っている説なのかをはっきりできればいいのです。このようにすれば、キーワードの意味を大きく取り間違えるということはありませんし、誰の説かがわかっていれば、少なくとも、その人はこのように言っていると主張できます。どうぞお役立てください。

 

 

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