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特別支援教育からみるICT化

2020/05/17

そもそも教育のICT化とは??

 

 最近、Information and communication technology(情報通信技術、ICT)という言葉と教育が一緒に使われる場面(例えば「ICT教育」、「教育のICT化」など)を多く目にするようになってきたように思います。2017年に驚きを持って受け入れられた小学校教育でのプログラミング教育の実施)などもその一つです(「学習指導要領」)。

 それらは、情報にあふれた現代社会の中で、子どもたちが単に情報の一方的な受け手になるのではなく、自分で積極的に情報の収集や整理をし、かつ発信をできるようになることを目指した教育を意味しています。その上で、この教育では、調べた情報をプロジェクターで発表したり、タブレットを使って友達と共同作品を作るなど、身につけた情報技術を従来の教科を学習する際に役立てることがねらいです。

 

特別支援教育におけるICT化

 

 さて、そのような教育のICT化が進むのは、何も通常学級に限ったことではなく、特別支援学級・学校もその対象です。

 特別支援教育でICT化が進むと、学生たちにはどのように影響するのでしょうか。今回は、どのような場合に教育のICT化が、彼らにとって役に立つのかを簡単に紹介します。

 名前から比較的障がいが予測しやすい①視覚障がい、②聴覚障がい、③身体障がいの場合には、次のような教育のICT化が役立つでしょう。

①教科書の読み上げ機能や、(障がいの度合いによっては)拡大ページ、②

動画や画像内容表示ページ③当事者が使える身体の一部でパソコンを操作できるようにする支援ツールなどです。

 

とりわけ発達障がいはわかりにくい?

 一方、発達障がいでは、その障がいや、障がいに合わせた支援の方法が個別的であるために、何が役立つのかがを予測しにくいのではないでしょうか。一例として、この障がいでは、音声では理解できるのに本を読んでも理解できない場合や、いくら練習帳に書いても漢字が覚えられないなど読み書きに困難が生じやすい場合(約24万人)があげられます。そのために上記のような場合にはICレコーダーなどによる教科書の音声化や教科書のデジタル化、授業のyoutube化など学習を物語調にして支援する使い方が有力視されています。

 

特別支援教育はトクベツ?

 

 特別支援教育を通してみたICT化はいかがだったでしょうか。教育のICT化をいつもとは違った方面から眺めることで、教育のICT化そのものに対する理解が深められるのではないでしょうか。

 例えば、子どもたちが映像化された情報に紙面に対してよりも強い興味を持つのは特別支援教育に限らず、決して珍しいことではないのではないでしょうか。

 

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