学年別の各学習サイトは、4月末でサービスが終了するものが多かったようです。
緊急事態宣言は5/6の連休まで、と当初発表されていたことから、そのあとは学校が再開して通常の授業が始まるものと予想されていたからだと思います。
延長が発表されたことから、また新しいサービスが発表されるかも知れません。
その場合は、文部科学省の専用サイトに掲載されます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm
この文科省のサイト、たくさんの学習コンテンツが掲載されていてどれを見たらいいのか迷ってしまうのですが、その中で、選りすぐりのサイトをご紹介いたします。
科学技術広報研究会 臨時休校対応特別企画
https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home?authuser=0
日本の最高峰の各研究機関の有志が、自分自身が所属する研究機関の大量のデジタルコンテンツから、子供たちにぜひ見せたいという動画をかき集めたという、熱い思いのこもったサイトです。
宇宙のこと、素粒子のこと、生き物のこと、環境のことなど、多様なテーマの動画が盛りだくさんです。
「パパと子供がすっかりハマってしまった」とういう感想もTwitterで流れています。
国立天文台による、宇宙の映像は圧巻です。
国立科学博物館 おうちで体験!かはくVR
国立科学博物館の中にいるような3D映像で見られる特設サイトです。専用ゴーグルがなくても、PCやスマホで見られます。恐竜の化石は、ちょっと大きなパソコン画面で見ると、大迫力です。
国立研究開発法人科学技術振興機構 サイエンスチャンネル
http://sciencechannel.jst.go.jp/kids/
おすすめは、「ザ・メイキング」というコンテンツです。モノができるまでの様子が15分ほどの映像におさめられています。金太郎飴ができるまで、キャンバススニーカーができるまで、シューアイスができるまでっといった身近なものから、電車ができるまで、エレベーターができるまでといった大人も見たくなるような映像もあります。
科学技術のサイトが充実
ここまでご紹介したものを見ていただくと、科学技術関連のサイトばかりなのです。
学校が休みになることで子供の学力が低下してしまうことが、日本の将来にとって大きな影響を与えるといち早く気が付いているのは、科学技術の現場で働く人たちなのかも知れません。

この記事を書いた人
Webデザイナー、Webディレクター
金融機関OLを15年経験ののち、Webデザイナーへ転向。
制作のかたわらWebデザインスクール講師を経験し、社会人が未経験からIT技術を習得するためのノウハウを研究。
現在の日本のIT教育やEdtechに注目している。