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モンゴルの草原に住む青年が、MITに特待生で入学した。 どうやって?そのニュースが世界をざわつかせた。

2020/01/10

その天才は、インターネットによって生まれた

モンゴルに住む16歳の少年が、2013年にMIT(マサチューセッツ工科大学)へ、特待生として入学しました。
父はカーペット工場で働く一般家庭に育った彼がここまでの学力を身に着けたのは、世界各地の大学がインターネットを通じて講義を無料で配信するオンライン教育システム「edX(エデックス)」。

この「edX(エデックス)」は、もともとハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同開発したシステムで、世界中のだれもがいつでもどこでも無料で一流大学の講義を視聴できます。
インターネット上で質問をしたり、希望者は試験を受けることもできます。
そして、大学が決める条件をクリアすれば修了証を授与されます。

英語もインターネットで学んだ彼は、「edX(エデックス)」でマサチューセッツ工科大の2年生用の試験を受けるまでになりました。
その試験は受講生15万人中、満点が340人。
彼は、その340人の中の最年少。天才が現れたと教授も驚いたそうです。
特待生の誘いを受けた彼は、「インターネットとedX(エデックス)、今の自分はなかった」と語ったそうです。

現在、エテックスには世界中の超一流大学が名を連ね、日本からは東京大学や京都大学、大阪大学が参加しています。

経済格差、地域格差、年齢を超えて高水準の教育を受けることができるシステムです。

授業はすべて英語です。

従来のインターネット授業と違っているところは、世界中の誰もが一流の大学の講義を無料で受講でき、成績評価や修了証を受け取ることができます。
大学の公式修了証なので、履歴書に記載することもできます。

大学教育が変わる。キャンパスがもういらない?

現在edXは、「MOOC(ムーク)」と呼ばれるようになりました。
MOOCとはMassive Open Online Coursesの略で、大規模に開かれたオンライン講義を意味します。
参加している大学の狙いは何かというと、一流大学同士が競い合うこと、MOOCの学生が入ることで大学内の学生と切磋琢磨すること、そして、世界中にいる優秀な人材の発掘です。
今後、インターネットだけで高度教育を受けたという優秀な人材がどんどん世界の舞台に登場してくるはずです。

このMOOCが日本でもっと知られるようになれば、日本の教育はどうなるでしょうか。
大学受験を勝ち抜いた学生が、入学後勉強の目的を見失って授業に来なくなったり、単位をもらうだけの形式上の勉強したり、就職の際の学歴が欲しいためだけに大学に通うといった、大学よくある矛盾がなくなるかもしれません。

もう一歩進むと、インターネットだけで授業を受けられるのでキャンパスの必要性が無くなるかも知れません。

近年になり、日本国内の大学が集まってJMOOCというものができました。
全国にある大学、または高専の授業が無料で受けられるようになっています。
インターネットにより、教育が世界的にさらに大きく変わってきています。

 

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