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「小中学生のための、ITの仕事を知ろう」シリーズ第1回
ITって何だろう?

2019/12/28

IT業界とかIT関係の仕事、なんて言葉をよく耳にしますね。ITITの仕事って何となくはイメージできるけど…実際は??という小中学生の皆さんも多いのではないでしょうか?

そこで、今日から、

「小中学生のための、ITの仕事を知ろう」シリーズ

を始めることにしました!

ITの仕事にはどういうものがあって、どういうスキルが要求されるのか?実際にITの仕事をしている私の体験談なども含め、ITの仕事についてわかりやすくご紹介していきたいと思います。

 

まずは、ITという言葉の意味から

 

ITって何の略?

「IT」って何の略か知っていますか?

答えは「Information Technology(インフォメーションテクノロジー)」の略で、日本語にすると「情報技術」となります。では、情報技術とはいったい何なのでしょうか?

これも答えは一概に出すことはできないのですが、情報技術に意味するところは0と1の数値の羅列をうまく活用することによってさまざまなことが便利にできるようになってきたというところにヒントを見出すことができます。

 

みなさんもよく利用するチャットツールも0と1の数値から作られている?

例えば誰かに何かを伝えようと思ったときに昔は手紙を書いて郵便屋さんに届けてもらう必要があったわけですが、今現在であれば、皆さんも利用されているLINEなどのチャットツールを利用することで遠方にいながらに言葉を交わすことができるようになりました。

LINEには言葉を入力することができますが、その言葉一つ一つも実は「0と1を決められた順番に並べることによって特定の文字を表示されている」といった技術によって構築されているのです。

LINEの利用者はそういった0と1の羅列であることを全く意識せずに利用することができるようになりました。0と1を利用せずに利用できるようになったのは、プログラマなどの開発者も同じです。1980年前後の時代にはシステムやアプリを開発するプログラマの方々も0と1を意識してプログラムを書いていた時代があったわけですが、現在は便利なプログラミング言語が開発されたため、プログラマの方々も0と1の数値を意識することなく開発を行える時代になりました。

これらの名残があるために情報技術という言葉が使われていると言えばイメージがしやすいでしょうか。すべてのプログラムは0と1の数値によって構成されていると考えると興味深い世界ですよね。

 

ITはパソコンと密接に関係している

 

ITって「パソコン」のこと?

ITは0と1の数値で構成される世界だということはさきほど説明しましたが、これら数値を計算したりするものはコンピューターです。なので、パソコンなどのコンピューターとは切っても切り離せない関係にあると言えるでしょう。

コンピューターと関係があるということはメモリやCPUやハードディスクといったコンピューターを構成する各部材について知っていると色々と良いことがあるかもしれませんし、これらハードウェアの領域もITを構成する領域の内の一つだと言えそうです。

パソコンを作るためには筐体のデザインが必要です。その他にも、どんな材料にするか?どうやってその材料を調達するか?どうやって製造するか?など、考えないといけないことは山盛りですね。

 

パソコンにはソフトウェアが必要

パソコンにはソフトウェアが必要です。ソフトウェアとはパソコン上で動作する処理のまとまりのことで、WindowsなどのOS(オペレーティングシステム)などもソフトウェアに含まれますし、WordやExcelなどの事務処理用のソフトウェアも同様です。皆さんが楽しんでいるゲームもソフトウェアですね。もっとも最近のゲームはネットにつながったオンラインゲームが主流であるので、単純にソフトウェアと言いきれないのですが。そういった意味では次に書くインターネットやハードウェアと三位一体となっていて、何処からどこまでがソフトウェアで‥とかの境界線がはっきり引けなくなってきているかもしれません。

これらソフトウェアをパソコン上で動作することからハードウェアも必要不可欠ですし、そのハードウェア上で動作するソフトウェアも必要不可欠と言えると思います。

ソフトウェアに関してもハードウェアと同様にどんなデザインにするか?誰のためにデザインするのか?どんな機能を盛り込むか?どうやってプログラミングするか?開発スケジュールはどうやって管理するか?など、こちらも考えなければならないことは山盛りです。

 

インターネットの世界には通信回線が必要

さて、パソコンとソフトウェアが必要だということは先ほどお伝えしましたが、現代のITはそれらが全部インターネット越しにつながっています。インターネットは光回線などの通信回線を経由して世界中のコンピューターと通信をするための仕組みや世界です。

通信回線やネットワークについても「IT」と密接に関連しているのだなぁということが何となく見えてきますね。

 

ITとは?という質問に改めて答えてみる

さて、ITとは何か?ということに関して少し見てきましたが、ここで少しまとめてみたいと思います。

 

ITとは何か?

  • ハードウェア(パソコン、スマホなど)
  • ソフトウェア(OS、ワープロ、コミュニケーションなど)
  • 通信回線やネットワーク

このようにみていくと、何となくITの世界観が見えてきますね。
上記であげたパソコンやソフトウェアなどは次のような仕事を組み合わせて作られていきます。

  • マーケティング(使い手や利用者のことを考えること)
  • デザイン
  • システム設計
  • プログラミング
  • スケジュール管理
  • 材料の調達
  • 生産・製造

 

これらひとつひとつも一言で言い表せるものではなくて、非常に奥が深いお話をすることができます。例えばプログラミング一つとっても開発言語は何を使うのか?そのプログラミング言語は何を実現するのが得意なのか?どのような制御構造があるのか?どのような機能をどうやって実現するのか?等々、様々な視点で語ることができます。

 

まとめ

「ITとは何ぞや?」という問いについてざっくりと少し考えてみましたが、何を扱うか?(What)の部分に関していえば、ハードウェアやソフトウェアや通信回線などがそれにあたりますが、それらの仕事をどのように進めていくか?(How)と考えると利用者のことを十分に考えてデザインをして、プログラミングをして、材料を調達して、製造して、全体のスケジュールを調整して、といった仕事の進め方が何となく見えてきます。

ITの仕事に関わらずスケジュールの調整や誰かに何をどうしたいかを伝えるコミュニケーションの能力などは仕事に必要な共通のスキルですが、ITの仕事独自のものとしてプログラミングという工程があり、それ以外にもITを構成する要素はたくさんあることが何となくおわかりいただけたかと思います。

プログラミングだけがITのすべてではないということだけをお伝えしたところでこの記事はここで終わりにしたいと思います。これからITの仕事についていくつか記事を書いていきますので、もしよろしければ今後もお読みいただけると嬉しいです。

 
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