Thinker!

恐竜、昆虫、天文、そして今はプログラミング。
『子ども電話相談』の大人気テーマに、プログラミングが加わった。

2019/12/28

時代が変わっても変わらない子どもの純粋な興味と疑問。
どこまで大人が答えられるか

NHKラジオで毎年夏休みと冬休みに放送されていた「夏休み子ども電話相談」「冬休み子ども電話相談」が、大変人気のため毎週日曜日のレギュラー番組へステップアップし、「子ども科学電話相談」になりました。
幼児から中学生までの子供たちからの質問に、その分野の専門家が電話で答えるという番組で、元となっている「夏休み子ども電話相談」は1984年から続いている人気長寿番組です。
現在では、毎回放送終了後にインターネット上にまとめサイトが作られるほどの人気。


「魚は防水なの?」
「自由研究で『桃太郎』の恐竜バージョンを考えています。ティラノサウルスを倒しに行くお話にするのですが、キジの代わりになる恐竜が見つかりません」

といった、もう大人がどう頑張っても思いつかない奇想天外な質問から、

「ハシビロコウと結婚するにはどうしたらいいですか?」
「世界は朝からはじまったの?」 
という、哲学ともいえるような質問も。

子どもの純粋な好奇心と疑問に各専門家の先生がどんなふうに答えるかが毎回聴きどころです。
自身の子ども時代を思い出し、時代を超えても変わらない純粋さが心にヒットして、泣いてしまうという大人も続出です。聞きながら車の運転をしているときに大号泣してしまったという人も。


質問の中には、大人でも難解な話もあります。
それをどうやって子どもたちが理解できるようにするのか。
ラジオなので画像や図を見せることができません。
それを音声だけでどう説明するのか。
この真剣勝負のやり取りが、時には大きな感動を呼ぶこともあり、大人(ネット上のでは大きいお友達と呼ばれます)にもとても好評です。

 

プログラミングテーマに質問を寄せた子どもたちは、いつどのように興味を持ったのか。

そこに寄せられる質問から、子どもたちがどのように世界と関わり、興味を持ち、知っていくのかという過程をも垣間見ることができます。
放送開始当時から続いている人気分野は、恐竜、昆虫、動物、天文学といった自然科学ですが、
今年2019年6月からは、「ロボット・AI」や「プログラミング」という最新技術の分野が加わりました。
さて、どんな質問が来たでしょうか。これを聞けば、子供たちがどこでどんな風にプログラミングやAIを知り、触れ、疑問を持つほど興味を持ったのか、つまりファーストタッチがわかると思います。

「プログラミングってなんですか」
「C言語はどうして”C”なの?」
という、初めてプログラミングに出会った時に誰もが持つ純粋な疑問から
「数の平均を求める時に桁あふれになって、エラーになる」という、情報処理専攻の大学生でも難しいと内容までありました。

世界を救う「チェンジ・メイカー」を育てる教育が世界の主流に

番組では質問をしてくれた子どもたちに必ず聞く質問があります。
「どうしてそう思ったの?」
そこに、この子がこの疑問あふれる世界と触れたファーストタッチがあったはず。
大人が子どもたちにしてあげられることは、このファーストタッチを作ることだけかもしれません。
プログラミングに関する質問をした子どもたちは「ゲームを自分で作ろうとしている」という傾向があるようです。
ここでポイントなのは、ゲームというものは、遊ぶするだけなくて「作ることもできるんだ」と知る機会があったということだと思います。

プレイ(Play)する側ではなく、メイカー(Maker)側の立場でものを考える。
実はこれは、今世界中から注目されている『チェンジ・メイカー』と呼ばれる人々の考え方です。
チェンジ・メイカーとは、「課題の本質を見極め、試行錯誤を繰り返して状況を変化させられる課題解決・変革型人材」という意味です。

今世界各国の教育現場では、チェンジ・メイカーとなることを目指した教育が主流になろうとしています。
これまでの教育は、必要なことを覚えミスなくこなすことが学校教育の主流でした。
その100年以上続いたその教育の歴史を、今、大至急変える必要に迫られています。
それはなぜでしょうか。その理由を次回からお伝えしていきます。

 

 
国内初、micro:bitを使った小・中学生のためのオンラインプログラミングスクール

この記事を書いた人

ブログ - ピックアップ
さっそく始めてみよう!!
Let's get started
キャンペーンのご登録はこちら