コロナ下だからこそ?オンラインでの習い事
昨今では親が子どもの習い事にかける1年間の費用は決して少なくなく、子どもが習い事をするのは、今の時代ではもはや当たり前ようです。その手段となると、つい対面でのレッスンを想定しがちですが、オンラインで習うというレッスンの形も10年ほど前から大人を中心に広がっていっているようです。
オンラインでの習い事は、今回のコロナの流行を受けて、急速に開講されるようになったというよりは、その習い事に対する需要が増えたことにより社会的に認知されるようになったという方が正確でしょう。いずれにせよ人々の間に急速にオンラインの習い事が見えるようになってきている状況は間違いがありません。
前回は系統ごとに分けてオンラインでできる習い事をいくつか紹介しました。今回はオンラインで習い事をする際のメリットをまとめてみましょう。
オンラインでの習い事のメリット
自分の興味やレベルに合わせてレッスンが受けられる
オンラインでのレッスンは、個人のニーズに沿いやすい形になっています。一対一のレッスンではもちろん学習者主体にレッスンは進むでしょうし、グループでのレッスンにしても他のメンバーと進め方を決めていったり、あるいはコースが細かく分けられている、様々な講師がいるなど、オンラインでのレッスンは学習者のニーズ別に細分化されている特徴があります。この形式は、学習者に有利な特徴だと思われがちですが、教師にとっても担当するレッスンを自分の得意や専門に合わせやすいため有利な点になります。
レッスン料金が安い
対面でのレッスンに比べ、1回あたりの料金が安いこともそうですが、例えばグループレッスンや回数券の購入、3ヶ月コースなどで、元の料金からさらに割引になることもあります。中には、あらかじめ購入したポイントでの支払いや体験授業、ワンコインでの受講や無料同然のレッスンなど、充実していますよ。
ネットワークの環境とICT端末さえあれば、どこからでも気軽にレッスンを受講できますし、もちろん交通費もかかりません。
以上がオンラインでの習い事のメリットです。やはりオンラインでは、個人のニーズが汲みやすい、場所や時間をそこまで選ばないため、料金も安くなると言えるでしょう。
さて、次回はデメリットを紹介します。

この記事を書いた人
父、母、弟、妹、叔母、祖父、曾祖父、妻…、と家族・親族に教員がたくさんいて、自分自身も公立学校の教員免許を所持しているちょっと変わった経歴を持っているエンジニアです。三重県四日市市を拠点に、自分たちの子供の世代のためにできること、すなわち「教育」を起点に何かしら社会のプラスになることにチャレンジしていきたいと考えています。また、Thinker!の開発や情報発信も担当しています。