Thinker!

大学におけるオンライン授業の現状②

2020/07/06

 現在約6割の大学で実施されている大学におけるオンライン授業の現状を、前回確認した大学での授業の形式を元にしながら、有利な点と不利な点から見ていきましょう。その過程を通して、大学でのオンライン授業改善の道を探っていくとともに、オンライン教育全体の考察に生かしていければと思います。

 
オンライン授業−大学の授業に特有の有利な点


 以前の記事でも、オンデマンド型とライブ配信型のオンライン授業の有利な点と不利な点は紹介しましたので、大学の授業だと顕著になる特徴からそれぞれの点を紹介したいと思います。

 

⑴履修時の授業の選択や受講が楽になった

 これまでは授業の紹介が書かれた便覧(シラバス)やインターネット上の履修登録用のポータルサイトの授業の紹介文を元に、1年ないし半期分の授業を登録し、その授業を受けることが主でした。ですが、全面的なオンライン授業になったことで、授業の紹介動画を元にして、学生が受講したい授業を探せるような動きが出てきました。このように動画を元に授業を探せることで、学生がより自分が思い描く授業に近い形の授業を取れるなどの学生と教師間の情報の齟齬を少なくすることに役立っています。
 またライブ配信型の授業の際に、入退室の制限を設けない授業や、自分を映すカメラ機能のオンオフを問わない授業もあり、学生が授業を受ける際の敷居を下げてくれているようです。

 

⑵質問がしやすくなった

 少人数制で受講生同士が顔見知りになりやすいゼミならまだしも、50人ほどの規模の教室、ましてや200〜300人規模の大クラスともなれば教師に向かって堂々と質問できる学生は限られてくるでしょう。ですが、オンライン授業で使用されるツール(zoomなど)についているチャットを使えば、一部の学生に限らず、授業での発言や質問は多くの学生にとってしやすくなります。喋りが不得意であっても問題ないですし、考えながら質問を練られることで、より精度の高い質問も期待できそうです。
 さらに「プライベート」などの機能を使えば他の人に知られず、教師に相談にのってもらうことも可能です。

 次回は簡単に大学におけるオンライン授業の有利な点をまとめた後で、不利な点の紹介に移りたいと思います。

 
国内初、micro:bitを使った小・中学生のためのオンラインプログラミングスクール

この記事を書いた人

ブログ - ピックアップ
さっそく始めてみよう!!
Let's get started
キャンペーンのご登録はこちら